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家を出てから、母は自然とつき合ってた男性の所へ行き、姉も彼氏の所へ。私にも彼氏はいたけど、 彼氏はお兄ちゃんと ふたり兄弟でご両親もしっかりした人達だったし、どうしても転がり込むには、 不自然と言うか、無理なのが空気的に漂ってたから、私は、 仲良しの明代ちゃん の所を頼った。明代ちゃんの家はお父さんが亡くなってて、 明代ちゃんと明代ちゃんのお母さん二人で居酒屋をやってたから、私を快く迎えてくれた。ただ、当たり前かもだけど、 食事は余り物がコンビニのお弁当だったけどその頃、の私にはとてもありがたかった。仕事は明代と おばさんを起こさないように早めに出勤してコンビ二でサンドイッチとか買って 会社の人達が来る前に会社で食べた。
何日かして久しぶりに母姉と待ち合わせして話す事になった
姉 3歳上 アパレルメーカ勤務。
デパートの前で待ち合わせすることになってたから仕事の後急いで向かった。
愛 なんで泣いてるの?
母 御免ね。
姉 まぁパパにはいい薬だったね。いつもどろっか?
母 二度と戻らない
姉 嘘だぁもういいじゃん反省してるよ。
私 戻ろうか...
母 あなた達は戻りたければ戻れば。私はもう無理だし、一人で生きていくから
呆気。
結局捨てられなくてアパート探し。
あとには引けなくなった
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