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「お邪魔します」 そういい バカでかいドアを開ける。 「…やはり」 彼、ご主人の涼介様はまだ寝ている。 起こさないと僕が怒られるんですからね(怒) 閉め切ってるカーテンを開ける。 あぁ、眩しぃ 「…はぁ、涼介様? 朝ですよ」 「ん…やぁだ」 「起きてください」 「キスしてくれたら起きてあげようじゃないか」 「…なら、一生寝てて下さい キスするくらいなら 叱られても構いませんから」 「なッ!!裕ー翔ー」 「…目パッチリぢゃないですか」 「…裕翔、なんで敬語なの?」 「え、あ、つい」 「2人でいるときは 敬語なしって 言ったじゃん」 「あ、ごめんなさっ…ごめん」 「ま、キスしてくれたら許す」 「…っ、しょうがないなぁ 目瞑って」 「はぁい」 大人しく従う彼。 「…」 本当にキスするわけないぢゃん。
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