はむなっちぃが通る！

第一話◇変身！

「ふわああぁぁぁ…」

昨日は早く寝たから寝覚めはばっちりだな。

よっこらせと起き上がった拍子に身体が軽すぎて前のめりにコロコロっとなっちまったぜ。

コロコロコロコロ…

って、おいおい。
俺の部屋はそんなに転がれるほど広くないだろうし、いつ止まるんだよ…。

そんな事を考えてたら、ぼふんと机の足にぶつかって、逆さまの状態でようやく止まった俺の視界にふっさふさとした短い足が映った。