アイツ

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『あれ、ぁすかも来てたんだ!』 「うん、洋ちゃんも来てたんだ!」 『なに、太鼓叩くの?』 「そうなんだよ、地区で叩くのぁたしだけだし...(-"-)」 『ちょっと叩かせて!』 そう言ってバチで太鼓をたたき出した洋ちゃん。 「ん?」 その後ろに、男の子が取り残されたように立っていた。 「洋ちゃん、待ってるよ?」 『あ、ゴメン!お前も叩くか?貸してもィイ?』 「うん、別にィイけど...」 そう言って洋ちゃんはバチを男の子に貸した。
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