最初で最後の約束

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 「ぅ‥、そだ!」  『大丈夫。俺は見えなくな   っても絶対傍にいるよ?』  「やくそく‥?」  『ん、約束っ』  2つに繋がれた俺の小指と  慧の小指。  確かに触れあえた小指たち  『大貴の唇に何かがあたっ   たら俺がキスしたって事』  「ぁ‥」  もう臍の辺りまで身体が消  えかかる  『絶対‥また会えるよ。   大貴‥、愛してるっ!』  最後に元気良く俺の大好き  な笑顔で俺に触れるだけの  キスをした後に、  首に小さな痛みを覚えた  犯人は、慧。 .
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