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それが俺の"運命"なのかな
「けぇ‥、あいしてる‥」
チュ・・
俺と慧しか居ない静まり還
る霊安室。
俺はそっと冷えきった慧の
唇に、キスをした。
「俺がそっちに逝くのは
何年後かなぁ‥早く慧に
会いたいから迎え来てよ」
少し微笑みながらもう目を
覚まさない慧に話しかける
「慧が居なくなっても俺の
恋人は慧しか居ないよ」
そう言ったら慧が微笑んだ
気がした。きっと気のせい
.
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