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そんな時、怒鳴り声が前の席で聞こえた。
「てめぇ、ガンつけしてんじゃねぇーぞ?あぁ?」
金髪ソフモヒが隣の真面目君の胸倉を掴み、怒鳴っていた。
おぃおぃ…勘弁してくれよ。
ここ教室だぞ…皆見てるって…。
俺は、見て見ぬフリをしていた。
バッキ、ドカッ。
鈍い音が教室内に響く。
そいつが真面目君を殴っていた。
俺は、しばらく見て見ぬフリをしていたが
何故か虫ずが走るように
怒りが込み上げてきた。
段々とそれは、MAXに近づいていた。
バッキ、ドカッ。
しかし、鈍い音は止まない。
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