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校舎の下に下りると優衣がまっていた。
帰り道は『友達できた?』なんて話をしながら帰った。
家に着くと家には誰もいない。
晴奈の親は共働きで家にいないことが当たり前だった。小学校のこれから晴奈はいわゆり“鍵っ子”だった。
だけど親とは普通に仲良かったし、お母さんには彼氏の話しなどもよくしていた。
部屋に入るなり携帯を取り出すと、由香にメールを送ることにした。
『明日から仲良くしてね(^0^)/』
送って5分もしないうちに由香からメールがきた。
チャララ~
『由香もよろしく☆』
『明日一緒に友達だち探しにいこ~♪』
チャララ~
『うん☆ってゆうか晴奈は彼氏いんの?』
女の子の間では当たり前な会話だ。
私は適当な感じで付き合ってた人がいたねで一応、
『いるよ~由香は?』と送った。
チャララ~
『いるんだ~♪由香もいるよ~いま1年目なんだけどね!』
…えっまぢ?ながっ!!!
晴奈には【1年付き合う】というのは夢のまた夢だった。
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