第3章 母の告白

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メアド大騒動が終わり家に帰ってきた。 一樹「ただいまー。」 母「おかえり。・・・話があるからこっちにきてちょうだい」 一樹「なに??」 母「家が貧乏なのはお父さんのせいなの。」 一樹「どういうこと?父さんは現場の事故でしんだんじゃないん??」 母「それは嘘なの。父さんはパチンコやらの賭け事で借金をしていたの。それでお母さんからも金を取っていったりしていたの」 母「それで、・・・ある日お父さんが家の家具や車や通帳や金目のものを全て奪って夜逃げをしたの。」 母「だから家は貧乏なの。」 初めて聞いた。 父さんがそんな人だったなんて知らなかった一樹は物凄くショックだった。 そして、そのあとに聞いた話だが父は今、お金持ちらしい。 その夜一樹はお金持ちになって母を喜ばすことを決意した。
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