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「今度は何?」 「次の土曜日、大事な試合で四時起きなんだ。和穂のうるせー声で、モーニングコール頼んでも良いか?」 勇也が耳の横で、親指と小指を立て、電話の仕草をしている。 「うるせー声って何」 「だから、和穂のキンとした…」 「なーんでそんな勇也のために四時に起きなきゃなんないの!」
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