きっかけ
3/10
読書設定
目次
前へ
/
59ページ
次へ
―その年のクリスマスイヴ― 朝,Yからの着信音が 鳴り響いた。 『別れよう。』 耳を疑った 手作りケーキを作り上げ 手編みでマフラーを編んだ あとはYの迎えを 待つだけだった。 あたしは引き留めなかった 寧ろ 引き留めることが出来なかった 電話を切った後 目の前が滲んだ‥ 泣いて 泣いて 部屋にあったカッターを 持ち出して 徐(おもむろ)に 右手首に刃を当てた
/
59ページ
最初のコメントを投稿しよう!
26人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!