始まり

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「おはよー。」 「おう、ヒデ!おはよー。」 2人は合流すると電車に乗り込んだ。 昨日、あれからメールを何回も繰り返し、親睦を深めていって次の日、一緒に電車で登校することになったのだ。 秀俊は気になっていたことをすぐに聞いた。 「彬~。飯田さんのこと、本当なの?」 それを聞いた彬は少し照れたように 「うん!まぁね。聡美ちゃんめっちゃかわいいし!今日メアド聞かなければ!!」 「あはは…。ぞっこんだね!がんばれ。」 ありがと~、と泣きつかれながらその後も会話が続いた。
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