「ロミオとシンデレラ」を1ミリも知らない弟の姉が想像で歌ってみた

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伝えられなかったこの思いが 幻想の彼方へ消え去るまで 気が付けばいつも隣にあなたがいた 何をするにも一緒で 所謂幼なじみ 喜びも悲しみもすべての感情がリンクしているようで まるで心は一つだった けれど神様は残酷だわ 私の間を引き裂く 新しいキャラクター 誰もが守ってあげたくなる 可憐で可愛い ほらそこの曲がり角に シンデレラ ついに出会った恋人達は時間を惜しんで愛し合う 私はただ一人ぼっちで泣くジュリエット 小さい頃の冒険の中約束したこと覚えてる? 私じゃなきゃ あなたじゃなきゃ 物語の幕は下ろせない 遠いあの日のごっこ遊びが たちまち色褪せていく 「よかったねおめでとう ふたりともとてもお似合いだよ」 空々しい台詞と笑顔で嘘をついた 彼女の胸元には 彼が助けたという仔犬が見守っている 私の入る隙間はない ニコニコしてれば好かれると思って媚びてる かまととぶって あの子嫌な女 だけど自分の気持ちも言えず 嫉妬心に狂ってる私は もっと嫌な女 悲しくて悔しくて恋しくて 痛みとなり体をえぐる 時よ戻れ昔のように 入ってこないで 誓いを立てた恋人達は 一目憚らず愛し合う 認めたくない わかりたくない 彼女こそがジュリエットなんだと 私の方がずっと前からあなたを大好きなのに 愛しい横顔その瞳に私は映らない 「お前が友達でよかった」と微笑むあなた そんな言葉聞きたくなかった ついに出会った恋人達は時間を惜しんで愛し合う 私はただ一人ぼっちで泣くジュリエット 小さい頃の冒険の中約束したこと覚えてる? 私じゃなきゃ あなたじゃなきゃ 幕は下ろせない 誓いを立てた恋人達は 一目憚らず愛し合う 認めなくちゃ わからなくちゃ 彼女こそがジュリエットなんだと これでおしまい そうよ 悲劇はあげるわ さよなら ロミオ
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