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夕焼けに染まる街並みを、虚ろな瞳でぼんやりと屋上から眺めている今。
まさに俺は幸せの絶頂だった。
夏の暖かい風が身に纏った女生徒のセーラー服に染み込んだ香しい汗の残り香を鼻孔に送り込む。
そう。俺は今、女子更衣室から盗み出した『夏限定!オニャノコの滝のように流れる汗が染み込んみ、少し湿った感じがアナタの脳内をフルヘッヘンドさせる汚れなき(実際どうだかしりませんが)乙女の衣w』を全裸の上に着込んでいる。
放課後、まだ部活で学校にいる生徒、教師から見つからずに更衣室に忍び込むのは性欲の力に目覚めた俺には容易いな事だった。
その行動の一つ一つがキャリアを積んだ熟練の某ソルジャーのように、またとっさの警備員からの問い掛けもル○ン三世のような巧みな話術と演技力で凌いだ。
我ながら惚れ惚れする。
だが
「俺が今、思う事はただ一つ」
高々と天に伸ばした人差し指。
紺色のスカートからも愚息が同様に天を突き示す。
「股関がi(ry「股間が痛いでしょ?」
……………え?
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