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「はー・・・忙しい・・・あ、この資料後で部長の大天使カーラーさんのところに持ってかないとー」
この忙しそうに働いている少年が天使テオである
年齢はまだ15才
しかしこの年齢は株式会社天国カンパニーではわりと普通で他にも100人ほど10代以下の子達が働いている
この会社では能力が高く、ある程度性格がまともなら10代以下でも雇うのである
10代の社員達の中で一番と言われているのはまだ16才の天使マオリムである
天国カンパニー始まって以来五本の指に入る天才とも言われていて容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群ときてるらしい
まあそれに比べればテオはまだ能力的には普通な部類に入る
が一応この年齢で雇われてるだけあって一応天才児と言えるだろうか?
最年少はまだ8才の天使マオサリナで皆に可愛がられているらしい
テオも10才でこの会社に入りめきめき力をつけていると言う
テオの背には二枚の白い美しい大きな羽が生えていてまた他の天使達にも同様に白い美しい大きな羽が生えていた
テオ「さてそろそろ家に帰るか?じゃあカースさん!そろそろ帰るね」
カース「おう!じゃーなー!」
カースさんは年齢25才のテオの同僚である
テオ「さよならー」
テオは手をふりながらタイムカードを押し会社を出た
テオ「はあ疲れた・・・さっさと帰ろ~・・・」
テオは魔法のホウキをポンッと取り出し呪文を唱え風を切って空高くいっきに舞い上がった
テオ「おおー!夜景がきれいだな~・・・!」
夕焼けの中街の灯りが空から見えテオの目に飛び込んできた
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