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バ…ッ!!
そのこえの方向に梓、菜緒、水穂は一斉に向いた
「なぁ?巧……くん。」
ハハッと巧をポンポンと背中を叩き、からかいながら梓の告白する相手の佐藤翔現れた
「…っお前なぁ…」
走ってきたのか、巧は少し息がきれていた
水穂は不思議そうに聞いた
「あれ?今さっきメールで五分後って。」
「それはコイツが急に…」
巧が言い終わる前に翔が話し始める
「ああ。ごめんね。
俺があと5分待ってってメールしてっていったの。
グラウンドにいたからさ。
でも、なんか待たせる必要もないかなって思って走って来ちゃった
で、その、俺に用事ある子ってどっちかな?」
翔はチラッ…と梓と菜緒の両方の顔をみる
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