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「あずさぁ!おっめでとぉ!!」
飲み物の入った4つの紙コップが一斉にぶつかり合う
例の地下の空き教室の机の上には、
買ってきたであろう紙パックの飲み物とクッキーやポテチと言ったさまざまなおかしが並ぶ
「いや、まさか
ほんとに、あの翔くんが梓とくっくつとはおもわなかったょ
今日聞いて凄く驚いちゃった」
暁音は乾杯後一気に飲み終えた梓のぶんの飲み物を紙コップに注ぎながら話す
「ちょ…暁音、それ私に対して失礼じゃない?」
梓は暁音が注ぎ終えたコップを横から取る
「大丈夫ょ
梓に何言っても失礼に値しないから
それよりも、ジュースを注いでもらったのに何も言わずに暁音からとるほうが失礼だよねぇ?」
菜緒は梓がとろうとしたクッキーを素早くとり、パクッと食べてニコッっと爽やかに梓に笑いかける
「くっ…
暁音ありがとうね」
「いえいえ。」
暁音はちょっと照れながら笑う
梓は菜緒に取られたクッキーの横にあった別のクッキーをとってたべた
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