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彼女はしっていただろうか
佐藤翔は罪人であることを
彼女があの人をどれほどまでに好きで愛して、いとおしくて、最愛であるか語ってくれたとき
私は佐藤翔が憎たらしくてたまらなかった
「お揃いのキーホルダーをね、わたしの誕生日プレゼントにくれたの
彼、口足らずなとこあるでしょう?
だから渡されたときわからなくて…
だからあとで手紙に書いて教えたの
『私の誕生日は明日だょ』
って」
記入日[4月30日]
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