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本校舎から離れたところにある南校舎地下1階のもう使われていないある教室に少女たちは足を止めた。
ガラ…ッ。
「ゲホッ…ゲホッ…ウエッ…
うわ…なにこれ…っありえない…ほこりっぽい…っ」
梓は自分のお気に入りの香水をプシュ…っとひとふきした。
「まぁ…ここなら先生とかこないし…
コンセントと水道、あとポットもおいてあるし…
結構いいと思ったんだけど…」
暁音が嫌悪感を持つ梓にフォローをいれる
回りを見渡すとほこりだらけの教材、机、椅子…
人の気配すら感じないような教室になっている
「まぁ、ほら、掃除すればいい話だょ♪
自分たちで綺麗にしたほうが隠れ家的な感じましそうだし…ね?」
ふわふわとした話口調で
水穂(ミズホ)もフォローをいれた
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