ゲーム①

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本校舎から離れたところにある南校舎地下1階のもう使われていないある教室に少女たちは足を止めた。 ガラ…ッ。 「ゲホッ…ゲホッ…ウエッ… うわ…なにこれ…っありえない…ほこりっぽい…っ」 梓は自分のお気に入りの香水をプシュ…っとひとふきした。 「まぁ…ここなら先生とかこないし… コンセントと水道、あとポットもおいてあるし… 結構いいと思ったんだけど…」 暁音が嫌悪感を持つ梓にフォローをいれる 回りを見渡すとほこりだらけの教材、机、椅子… 人の気配すら感じないような教室になっている 「まぁ、ほら、掃除すればいい話だょ♪ 自分たちで綺麗にしたほうが隠れ家的な感じましそうだし…ね?」 ふわふわとした話口調で 水穂(ミズホ)もフォローをいれた
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