序章『嫌われる理由』

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『いったか…』 状況が把握出来ない なにが起きたというのだ 『お前が突っ込まないかヒヤヒヤしたぜ』 『自殺行為はしない』 『強がりはよせ。震えてたし考えてただろ?』 『お前は俺の心でも読めるのか?』 『ただの心理的な考えを述べただけさ。そろそろ行くか』 それを読むと言うのではないのだろうか… それにしても謎だ 俺とあいつとの間にはガラスしか無かったと言うのにあいつは行った… 『不思議そうだな』 『ん…まぁ』 『このガラスは普通のガラスじゃないのさ。魔法のガラスだ』 そう言って魔法のガラスをスライドさせて部屋に出る 室内は電気がついていないせいか真っ黒だった 魔法のガラスはただのガラスでクローゼットの中が見えていた ―!!?― 部屋の明りがついた瞬間ガラスは鏡に変わった
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