序章『嫌われる理由』

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『マジックミラー。このガラスを挟んで明るい所から暗い所をみると光が反射して鏡になるらしい』 『なぜのんなものがここにあるんだ…』 そういえばこの部屋には窓がない あるのはこのガラスだけ… 『さぁな。噂では踊り子がいたとかマフィアがいたとか。まぁ俺はマフィア説を信じるがな。えーと…』 壁を擦りながら何かを探しているが何をしているのだろうか 『まぁ今はただの空き家だな。ん…あぁあった』 なっ…隠し通路!? まじでマフィアがいたのか… 『俺の名前はレインだ。名前教えてくれよ』 俺の中の何かが危険だと教えてくれている 何が危険なのだ… ただ名前を聞かれただけだろ 『五十嵐(イガラシ)時雨(シグレ)…』 『時雨か。いい名前だな!これからよろしくな』 握手を求める手が救いの手に見えた こいつとなら町を抜出せる。そう思った 『あぁよろしく…』
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