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キメンディー
「はっ! ほっ! とりゃー! 次!」
キメンディーは、次々と練習相手の生徒を投げ倒して行ったのだ。
キメンディーの気合いの入った練習に他の部員は感心していた。
エミリー
「キメンディー。いつもながら気合いが入っているわねι」
アニー
「まあ、地区大会が近いからね。連覇を狙うために頑張っているのでしょう!」
エミリー
「しかし、キメンディーは手加減をしないから、みんな傷だらけになっているわねι」
アニー
「そうねι キメンディーの力はそこらの貧弱な男子よりも強いからねι」
黒髪のエミリーと茶髪のアニーが話していると、キメンディーが、二人に大声で話しかけた。
キメンディー
「こら! そこの二人! 練習をサボらない! ちゃんと練習しなさい!」
キメンディーが鋭い視線で見つめると、エミリーとアニーは体を震わせて答えた。
エミリー/アニー
「「は、はいιιι」」
エミリーとアニーはキメンディーによってしごかれたのであった。
他の部員はキメンディーの鬼軍曹ぶりな練習に怯えたのであった・・・。
キメンディー
「ふたりとも、だらしないわね!」
エミリー/アニー
「「は、はい・・・ιι」」
空手部の朝練習は終了した。
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