48人が本棚に入れています
本棚に追加
???
「隙ありー! そこかー!」
キメンディーの背後から突然、茶髪の女の子が襲い掛かってきた。
キメンディーは、その茶髪の女の子の気配を察していたのか、すぐさま反応し避けて、カウンターをくらわせた。
キメンディー
「くっ! あまい!」
カウンターをその茶髪の女の子にくらわすと、なにか固いものに当たった。
キメンディー
「えっ? 固い?」
???
「それは、この前の攻撃で研究済みよ! 次ぎぃ!」
茶髪の女の子は、次ぎになにか棒みたいなものを突き出した。
キメンディー
「うっ! 無駄よ! はぁ!」
キメンディーは、その棒みたいなものも避けるとまたカウンターをくらわした。
しかし、また、なにか固いものに当たった。
キメンディー
「えっ? またなにか固いものに当たった?」
???
「へへー! それも研究済みよ! よし! とどめよ!」
キメンディー
「くっ!」
茶髪の女の子は、キメンディーに対して、なにかを振り下ろした。
???
「ゴールデン! ピコピコハンマー!」
【ピコッ!】
教室中に響き渡る、かわいらしい音。教室の中にいる生徒たちはこの音に目を真ん丸とさせた。
キメンディーは、自分の頭に当たった、ピコピコハンマーを見つめていた。茶髪の女の子は、なにか達成感に満たされたのか。はしゃぐように喜んでいた。
最初のコメントを投稿しよう!