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キメンディー
「うわぁぁぁぁぁん。パパ！ ママ！ どこなの？ どこにいるの？」
泣きわめく、キメンディーに、突然アングリーナが近づいてきた。
？？？
「ふっ！ 子供か！ うるさいな！ アングリーナ！ やってしまえ！」
アングリーナ
「うぉぉぉぉぉ！」
アングリーナは、泣き叫ぶキメンディーの身体をつかみはじめた。
キメンディーは、アングリーナに身体を掴まれ、泣くのをやめて、体を震わせていた。
キメンディー
「きゃぁぁぁ！」
？？？
「ひねりつぶしてやれ！」
悪い人が、アングリーナに命令した時、突然、アングリーナの腕に向かって、何かがぶつかってきた。
？？？
「おりゃぁぁぁぁぁ！」
【ドン！】
何かがアングリーナの腕にぶつかった瞬間。
アングリーナの手から、キメンディーが宙にほおりだされた。
キメンディー
「きゃあ！」
キメンディーの身体が、地面に落下して行くときに、誰かがキメンディーの身体をつかみ、抱きかかえた。
？？？
「ほっ！」
？？？
「ナイスキャッチ！ ウィング！」
ウィング
「ありがとう！ アース！」
お互いに、名前で呼び合う者達。キメンディーを抱きかかえた、ウィングと呼ばれる少女は、キメンディーを安全な場所までやった。
ウィング
「大丈夫？ 怪我はない？」
キメンディー
「あ、ありがとう。(Thank you)」
ウィング
「そう！ よかった！ 貴方はここにいて！ お姉ちゃん達が、あの悪い奴らを倒すから！」
ウィングと呼ばれる女の子はキメンディーから離れて、アングリーナのところに向かって行った。
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