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アングリーナ
「うう! ワード!」
アングリーナは、ウィングとアースに向かって、パソコンの画面を見せ始めた。
パソコンの画面には【STOP】と表示されていた。
アース
「な、何? 何をする気なの?」
ウィング
「わ、わからない? でも、なんだか嫌な予感がするわ!」
アングリーナは、ウィングとアースに向けて、リング状の光線を放った。
ウィングはそのリング状の光線をみて、とっさに回避したが、アースはそのリング状の光線を浴びてしまう。
アース
「きゃあ! な、何? か、体が、動かない?」
ウィング
「ア、アース?!」
アングリーナは、動けなくなったアースに、パソコンのキーボードを投げつけた。アースはキーボードをもろに受けてしまった。
アース
「きゃあ!」
ウィング
「アース! くっ! やめなさい! ウィングブーメラン!」
ウィングは背中の翼を外し、ブーメランにして、アングリーナに投げつけた。アングリーナは、向かってくるブーメランに対して、パソコンの画面に【BOUNCE】と表示し、光線を放った。光線を浴びた、ブーメランは、アングリーナの身体に当たる前に、ウィングに向かって跳ね返ったのであった。
ウィング
「う、うそ!? 当たらずに返って来た! しかも、勢いが有るじゃないの! きゃあ!」
ウィングは必死に避けて、難を逃れたのであった。ウィングブーメランは、地面に突き刺さった。ウィングはウィングブーメランを背中に装着し、アースのところへ駆け寄った。
ウィング
「アース! 大丈夫?」
アース
「だ、大丈夫。それよりも、あの光線厄介だ! あのアングリーナ、いつもの奴らと違ってやるわね!」
ウィング
「そ、そうね! なら、ここは空中と地中から挟み撃ちで攻撃するしかありませんね!」
アース
「そ、そうね! やるしかないでしょ!」
ウィングは空を飛び、アースは地中に潜ったのであった。
ウィング
「空と」
アース
「地中からの挟み撃ちなら!」
ウィング
「策はあるはずよ!」
二人が、アングリーナに攻撃を仕掛けようとしたときに、パソコンの画面には【CRASH】と【COHERENCE】と表示されていた。
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