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放課後
学校が終わり、俺は早々に帰ることにした。だが、空気が悪すぎる。
※ルルーシュ達の世界では、車のほとんどが、電気自動車だったため、空気に敏感と推測※
クソッ、こんな所に五分もいれば、肺が腐る。
俺はポケットを探りハンカチを取り出し口に当て速足で帰宅した。
家
ハァハァ、何故、こんなにも遠いんだ。息が切れたのは空気が悪いからであり、俺の体力不足ではない。
???「おかえり」と俺に声をかけてきた。女の声だ、姉妹の一人や二人いてもおかしくないと思い自然に挨拶を返した。
ルルーシュ「ただいま」
姿が見えないので、おそらく、リビングから、声を掛けたのだろう。俺は顔を見ようとリビングへと、足を運んだ。そこにはTVゲームをしている金髪の女の子がいた。
当然たが名前がわからない。
さりげなく会話をし、なんとか名前を聞き出そうとした。
ルルーシュ「学校どうだった?」
???「ああ、MIT(マサチューセッツ工科大学)?別に、授業面白かったよ。」
マサチュー!なんでそんな学校にいけるんだよ。
ルルーシュ「そうか、よかったな」
???「そうそう、明日から、お兄ちゃんの高校に先生として、行くことになった。」
厄介ごとが増えた気がするが今は部屋に戻り整理しなくては、
ルルーシュ「じゃ、俺は部屋に戻るから」
リビングから出ようとすると、ウサギに酷似した生き物が、部屋の隅にいたが、無視する事にした。部屋を探し、近くのドアを開け中に入った。部屋には男性物のベッドや家具があったので、恐らく元の俺の部屋だと、判断した。しかし、考えれば考えるほどわからなくなる。こちらにどうやってきたかもわからない。目隠しで迷路に入れられた気分だ。それにあの女、IQが高いこと以外わからない。いや、もしやMITは冗談かなにかで、ただの歳相応にふざけただけかもしれない。そう考えてる間に夕食の時間になり、風呂に入り、さっさと寝ようとおもったが妹が話しかけてきた。
???「ねぇ、お兄ちゃん」
ルルーシュ「ん?どうした?」
???「明日、どうやって高校までいけばいいかわからないから、いっしょに行こう」
それは本当か、これが事実ならMITは本当になる、だが、嘘なら俺の正体を怪しむかもしれない、どうすれば……
はっそうだ
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