第一章:あの日あの時あのPassionで

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そう言ってミカたんは 左手に持った杖を上にかかげ 「重力-(マイナス)っ」 と叫ぶ するとブオンッとゆー音と同時に空気の層みたいなものが、俺とミカたん含む半径5㍍くらいに円形にひろがった かと思うと、びっくりするほど体が軽くなり 足元のジャリなんかフワ~と浮いてきている 「………ええぇええっ!!!なんじゃこりゃああああああ!!体軽っ!!ジャリふわっ!!!こんな魔法みたことねぇええwww!」 ぴょーんぴょーんっと跳ねる俺に、スーッと宙に浮かびながらミカたんは笑顔で近づいてきた 「もぉ~お兄さんっ何回言えばわかるんですかぁ~~。魔法なんてモノじゃありませんっ!これはラグエルの神だけに使うことが許された、“言魂“(ことだま)とゆー能力ですっ!」
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