第二章:わらしべ長者的なあれ

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「ミカたん…俺…」 言葉にできない漠然とした思いを、どう伝えればいいのか迷っていると 「“力“ですか……?」 っ!! 読心術ってやつね… びっくりしたww 「ベルさんの思い、伝わりましたよぉ~。この神無なき世界、メタランドのためになる力をっ!ベルさん……貴方に授けますぅ…」 そう言うと、ミカたんは俺に近付きー ギュッ と抱きしめてくれた あたたかい… 人に抱きしめられるというのは、こんなにも幸せな気分なのかと感じた だが次の瞬間っ ドグンッ!! ドグンッ!!! 心臓が圧迫されるっ!! キィーイイインッ!! 頭がっ……割れそうだっ ミシッ!!ミシィッ!! 体中の骨がっ……!! 「うっ…ぐっ!!ぐああぁあぁあああぁあぁぁぁああああっっっ!!!」
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