第1章
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駅から数分かけて学校に歩いていると 学校の校門に白いセダンの車が止まっていた。 ん?とマトが見ていると その車から、1人の女の子が出てきた。 見た目はまんまお嬢様で、 マトは思わず「わぁ……」と感嘆の溜め息をついてしまった。 車から出てきた女の子は、 送ってくれた母親に笑顔で手を振る。 そして、振り向きざまに ふっ、と目があったが、 彼女はそのまま行ってしまった。
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