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そんな訳で『修行』と思いながら毎日店番をしていると、猿も大体見分けがつくようになってくる。
ある日、猿の中にボスがいる事に気がついた。
私はそのボス猿に『ミッキー』と名付けた。
ミッキーはやはりボスなだけあり、他の猿とはオーラが違った。
体格も他の猿よりもかなり大きかった。
いつも群れの中央にどんと構え、堂々としたその態度に私の心の炎は燃えがった。
『いつかお前をその座から引きずり下ろしてやるからな!』
これが私が人生で初めて立てた具体的な目標である。
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