幼少期

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来たるべき決戦に向けて私の『修行』も、より激しさを増していた。 店番だけではなく、家のシャワーをいつもよりぬるくして、胡座をかいて手を合わせながら入る『滝打たれの修行』や、ブラックガムを3枚同時に食べる『地獄に耐える修行』を日々のメニューに加えた。 今こうして書いているととても可愛らしく見えるが当時、私は真剣だった。 このメニューを続けていれば『かめ○め波』も本気で打てると思っていた。 そして、そんな私の身に『決戦』の日は突然やってくるのであった…
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