あの日、あの場所、全てに『ありがとう』

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あー…いやいや!我等天下の部活メンバー!!  目指すは最高頂点のみ!だよな?  うっし!どうせやるんだ。そんなら、その位のレベルでドーンっと挑んでやろうじゃねーの? 「サンキューな父さん!んじゃ行ってきまーす!!」 「車に気を付けるのよ~」 「この機に、髪の長い二人組の少女の探索もよろしく頼むぞ~☆」  …親父を素で感心しかけていた俺はバカだったのだろうか? 「…それで、私の行動を逐一、ストーカーの如くメモしていたという事ですの?」  ストーカー容疑は、正当なる理由をもって説明しても尚、とけることのないようだ。  で、何故か俺は沙都子に付いてくるよう命じられてしまっている。  ストーカーとか言いながら、付いて来いとは何か矛盾してないか?…ま、お供するだけで警察への通報を免れるなら安いもんだが…(ちなみに、沙都子の野郎。本当に警察に通報しようとしていたらしく、何とか宥めるのに一苦労も二苦労もしたのだ…)
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