168人が本棚に入れています
本棚に追加
「んー…ま、それもそうなんだけどさ、魅音の仕事が終わるまで待たせてもらうのも悪くないかな~ってさ」
「え?」
「どうなんだ?もう終わるのか?」
「あ、あははははは…。残念ながら、今は休憩時間なんだよね~これが。んで、勤務は夜まで…」
「…そっか」
「で、でもその気持ちはとても嬉しいよ!うん!」
むぅ、次期頭首修行やらバイトやらで、本当に忙しいヤツだな……。
心の中で応援させてもらうぜ!
フレー!フレー!魅音!頑張れ頑張れ魅音!!
「んじゃ、そろそろ俺は帰るかな。これの書き足しも全然進んでないからさ」
そう言ってメモ帳をヒラヒラさせる。
「ふふふ…。その宿題明日までなんだからね、せめて私達が読める程度には済ましておいてよ?」
「はん!読ませるどころか、お前達を俺のこの詩で感涙の海に溺れさせてやるぜ!」
「上等じゃないの!もしダメダメだったら、きっつ~い罰ゲームを用意させてもらうよ~??」
「おう!かかってこい!!」
そしてお互いに笑い合う。
最初のコメントを投稿しよう!