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｢あ～授業めんどうだな～…」
｢お前…ちょいと次の休み時間体育倉庫の裏に来いや！」
｢急だな…いいよ…（いきなり不良にからまれちまったな…）
そして休み時間…
｢（さてと…行くかな…）」
｢よく来たな…」
｢お前らバット持ってることは野球やってたのか？」
｢うるせぇ!俺達は野球のせいで人生めちゃくちゃになっちまったんだよ!」
ブン!
不良の２人が太郎に行きなり襲いかかって来た!
｢いきなりはちょいと危ないね…何故俺を？」
｢昨日見たんだ…お前が練習してるところ…それで俺達は腹が立ってんだ!!」
｢そんなことで呼び出しかよ…馬鹿馬鹿しいね…」
｢なんだと？」
｢お前ら…必死で死に者ぶるいで練習したか？」
｢やったよ…だが…ずっとベンチで途中でやめてこういう生活してんだ…」
｢俺もお前らと同じずっとベンチだった…」
｢それだったら何で野球をやるんだよ？」
｢野球が好きだからさ…お前らに一言これだけは言わせてもらう…努力すれば、その努力した分だけ自分の力になる…無駄なことはない…」
ピン～ポン～パ～ンポ～ン!!
｢先教室戻るわ…」
｢ちょっと待て!名前は？」
｢菊田太郎だ…よろしくな!」
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