★澄んでる瞳

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戻るのも めんどーだし とりあえず家に 帰ってきた、俺。 部屋に入り携帯を ポケットから出した。 すると携帯のランプが チカチカと光っていた。 携帯を開くと 着信が5回 メール1通。 着信は全部ダチから。 受信したメールを 見ると…やっぱり ダチからだった。 ──本文────── おい! どーしたんだよ! 電話に出ろっつーの! つか、あの男だれ? 熊切の知り合いか? 女子高生は 帰っちまうし…最悪! 今どこだよ! 気付いたら メールしろよ?     - END - ────────── …めんどくせー。 俺はダルそうに 携帯のボタンを ポチポチと押し始めた。 ──本文────── 知り合いじゃない。 今は家。 今日は、もう めんどーだから 行かない。     - END - ────────── ピッと送信して 携帯をベッドに投げた。  
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