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雪女「あぁら?貴方が遊んでくれるのかしらぁ?ま、氷漬けにされた後で砕いてあげるわ!」
炎獄鬼の周りを冷気が包むがすぐに消えてなくなってしまう
雪女「くっ!何故貴方は凍らないの!?私がこれだけ力を使ったにも関わらず!」
炎獄鬼「それは私が炎を司る妖怪だからです…炎を凍らせる為には少なくとも-100度は必要です……しかし私は全ての炎を司る…つまり太陽と同じ熱さにもなれるのです」
それを聞いた雪女は絶望のような顔をした……自分では炎獄鬼には勝てないと確信したから…自分が1番強い妖怪だと思っていたから……その絶望は深い
雪女「貴方程の強さがありながら何故……何故死神風情に従っているの!?それに炎獄鬼はかなり位が高い妖怪!なのに何故!何故なの!」
炎獄鬼「ゴチャゴチャ五月蝿いですね…今から消える貴女は知らなくていいのです……あ、でも一つ答えてあげましょう、私が何故金剛様に従っているかでしたね?それは私が金剛様の足元にも及ばないからですよ」
ちなみにコレは本当の事だ…我の強さの秘密は死神王の息子だからではない……ま、その話しはいずれ話そう
雪女「そんなっ!あんなひょろくて弱そうな奴が炎獄鬼より強いですって!」
金剛「誰が弱そうだと?誰がひょろいだと?今より貴様と戦い圧倒し膝まづかせ忠誠を誓わせる位簡単なのだぞ?」
雪女「やってみなさいよ!私を膝まづかせ忠誠を誓わせてみなさいよ!」
我は少し怒ったぞ?本当に忠誠を誓わせてやろうぞ!
金剛「下がれ炎獄鬼」
炎獄鬼「はっ、畏まりました」
そう言うと炎獄鬼は後ろに2~3歩下がりお辞儀をして消えた
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