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金剛「最後に一つ聞いておこう…死ぬのと屈服するのはどちらがいい?我的には死んでほしいのだが……」
雪女「あぁら、じゃあ死ぬ方でお願い出来るかしらぁ?私何が何でも屈服したくないから」
金剛はそうか…と呟き大きく黒光りする鎌を作り出した
雪女「……鎌は人間の魂を刈り取る物じゃなくて?」
金剛「違うな…我が鎌は未来をつかみ取る為の鎌だ!」
金剛が釜を振りかざし振り下ろすと真空で出来た無数の刃が雪女に襲い掛かる
雪女「あらあら、この程度なのかしら?こんなカマイタチじゃすぐに凍って砕け……ガハッ!」
雪女がゆっくりと甘ったるい口調で喋っていた時にカマイタチが雪女の体を切り裂いた
雪女「……ガッ……ハァ…何故?こ……の刃は…凍ら……ないの…?」
金剛「そんな簡単な事も分からないのか?貴様がカマイタチを凍らせるより早く…そして多くカマイタチを放てばいい……それだけだ…」
雪女「嘘よ…私が凍らせるより早くカマイタチを放つ何て……」
金剛「五月蝿いぞ負け犬が…このまま頭を鎌で切り裂き殺してやろうか?」
媛「死神さん…いえ、金剛さん…もう十分じゃないんですか?だからもう止めましょう?ね?」
金剛「止めるか?ならば貴様の命が止める代償だ…どうする?この雪女の為に自分の命を捧げられるか?捧げられないならば雪女を殺す」
媛「……………分かりました…私の命を捧げますから雪女さんを助けて下さい」
媛は何と土下座をしそのまま頭を地面に擦りつけていた
金剛「………本当によいのか?死は辛く、苦しいぞ?それでもこの友達でもない雪女を助けるのか?ん?」
媛「はい、私は雪女さんを助けたいです」
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