死神~序章~

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金剛「ん?女まだ居たのか?」 死神はヤレヤレとゆう感じで溜息をついた 金剛「さっさと帰れ……と言いたい所だが、お前に付けられた六亡星は強力だからな…我が100m離れると焼け死ぬだろう」 媛「あら、よく分かりましたね」 金剛「だが……お前を殺せばこの秘術は消えるな?」 媛「え!何でそんな事を知って………」 おかしい…この秘術は私の家系の者と高等な神しか知らない筈… 金剛「ふふっ…混乱しているな?何故我がそんな事を知っているか教えてやろう………我は死神王の息子だからだ!」 な!死神王の息子!それが本当なら私は神に牙を向いたの!? 金剛「だが今回は大目に見てやろう…そのかわり………」 媛「そのかわり?」 金剛「我と死神王候補との戦いを手伝え!」 え!それって……戦いたいって言ってるのと同じ意味じゃ… 媛「でも戦いは嫌いだって……」 金剛「たわけ!我が争いを嫌う筈なかろうが!」 やっぱり性格変わってるような…? 金剛「早く答えんか!我は待たされるのは大嫌いだ!それにお前の代わりなぞ幾らでも居るんだ!この場で殺してやってもいいのだぞ!」 媛「わ、分かりました!戦いを手伝います!」 金剛「手伝う?違うな…お前は犬だ!我に餌を貰おうと必死に媚びを売る犬だ!……いや、只のゲームの駒にすぎぬ」 い、犬ですって?私は犬じゃなくて人間です! そう思ったら口より先に手が出ていた
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