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「ッ………ハァッ…ハァッ……」
「幸、村………」
其処には息を切らし立っている
幸村が居た
「ちょ…どうしたの??
こんな時間に…」
「夢を…見たのだ」
「夢??」
「ああ…
俺が…ひとみの首を絞める夢を……っ」
「っ…!!?」
幸村も同じ夢を見ていたんだ
よく幸村を見ると
目の下にはクマができていた
幸村も苦しみ寝られなかったと分かり不意に涙が出てきた
「何故ひとみが泣くのだ……」
暖かい幸村の指が私の頬に触れ、涙を拭く
「幸村…………」
「む??」
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