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リミア「ねぇ」
ジーク「ん?」
リミア「所々ひらがななのはなんでかな?あからさまに不自然だよ。」
ジーク「お、そういやそうだな。…無理矢理7行7列にしなきゃいけない理由でもあるのか?」
リミア「!ジーク今なんて!?」
ジーク「?無理矢理7行7列にしなきゃいけない理由?」
リミア「7行7列!7×7、正方形だよ!」
ジーク「それがどうかした?」
リミア「図式暗号だよ!この正方形になにかすれば暗号が出てくるはず!」
ジーク「あ、そっか!となるとバツを正方形の対角線になるように引いてっと…出来た!」
リミア「読み方は?」
ジーク「この文章は元々横読みだから、この暗号も横読みだ。」
リミア「どれどれ…さ、り、あ、か、い、本、部、は、風、車、小、屋、。――サリア会本部は風車小屋!
この軍旗は調査部隊のだよ!調査中に蒸発しちゃったんだ!それよりこの辺に本部があったなんて…!」
ジーク「サリア会本部は風車小屋…」
リミア「?どうしたの?」
ジーク「――いや、何でもない。」
リミア「それより今からその風車小屋に偵察に行こう。もしこの情報が本当なら、この軍旗を提出すればOKだしね!」
ジーク「あ、ああ。そうだな。」
さ り
あ か
い 本
部
は 風
車 小
屋 。
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