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リミア「この蒸発事件にサリア会が関与しているってこと?」
ピット「断定は出来ないが否定も出来ない。正直なところ、判らずじまいだ。」
ジーク「そっか…」
リミア「今回はそれも含めての調査活動ってこと?」
ピット「まあ、そうなるな。
――幹部連中は出来るだけ優秀な兵士、隊長格を失いたくない。だから士官学校生徒にやらせる。実際、いくら優秀な士官学生だとしても必ず優秀な兵士になるとは限らないし、大体使える兵士になるまで卒業後10年は当たり前だしな。後の得より今の得を取ったってわけだ。」
ジーク「本末転倒だな。」
ピット「まったくだ。彼等は保守的、いや、保身的すぎる。若しくは5年以内に決着が着くとでも思ってるのだろうか?」
リミア「1000年以上続いてるのに、たった5年で?」
ジーク「かくし球がなけりゃ無理だ。」
ピット「その通り、今から5年以内になんて無理に決まってる。ガキの喧嘩じゃないんだ。考え方が愚かすぎる。」
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