第一章

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正直驚いた、とかより腹立たしい感情が渦巻いてる俺。 でもこいつは同室者だしあんまり嫌な関係になると後が面倒なのでにこにこと微笑んでおく。うう、顔が引きつりそうだ・・・ 金髪君は俺の顔をじろじろと見つめると「ホモくせぇ」と一言呟いて出ていってしまった。 「・・・は?」 一人残された俺は込み上げてくる怒りで体を震わせていた。 ホモくせぇ・・・だと? 金髪、許さん!!!! 俺は心の中でメラメラと燃える敵対心をお馴染みの無表情で誰にもばれないように抑えつけた、 .
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