始まり

2/11
前へ
/204ページ
次へ
  愛と別れ、数日が経過した。 俺は毎日部活に打ち込み、別れの傷を癒そうとした。 ある日の日曜日。 その日もただ何を考える訳でもなく、ひたすら的を狙う。 そして部活が終わり、部室でダラダラと仲間や後輩と話をした。 話題は 『1年女子で1番可愛いのは誰?』 という内容。 1年男子の 『井端 友哉(イバタ ユウヤ)』に話題を振られ、その話題になった。 部長の昌晴は 昌「俺、別に1年に興味ない。」 と言った。 とかいいつつ、言うのが恥ずかしいだけなんだろう。 昌晴は実は照れ屋だからな。 和也は 和「俺はやっぱ....陽介だな///」 妻は俺を裏切らなかった!! 昌「陽介は?」 俺「うーん。....愛だな。」 和「そこは俺の名前を挙げろよ!!」 俺「....いや。やっぱ別れても愛が1番可愛い。」 和也をスルーして未練がましく愛の名前を挙げた。 部活に打ち込んでも、やはりどこかで愛を忘れられない俺がいる。  
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

212人が本棚に入れています
本棚に追加