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普段の井端並にニヤニヤした笑顔がいつまでも後を引く。
でもさすがに眠いし、明日も早い。
俺「じゃあね。また明日。」
西「はい。おやすみなさい。」
手を振って部屋へ戻ろうとした。
西「先輩!!待って!!」
また西内さんに呼び止められ、振り向いた。
西「両手を広げて下さい!!」
言われるがままに動作をする。
俺「こう?」
西「うん!!」
そして西内さんは両手を広げた俺に抱き着いた。
俺も広げていた腕を西内さんの背中に回した。
西「あふふ。幸せ。」
変な笑い方で幸せを表現しているようだ。
西「先輩。大好きです!!」
本日2度目の殺し文句で俺を悩殺。
抱き着く力も強くなる。
俺も強く抱きしめ返した。
それに対し、西内さんも更に強く抱き着く。
むしろ締め付けられてるって言った方が正しいかも。
ってか背中がパキって鳴ってんだけど。
肋骨もパキっていくんじゃないかと心配になるほど強い力で圧迫される。
俺の骨。ピンチ。
予想外の力に俺の骨。ピンチ。
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