212人が本棚に入れています
本棚に追加
俺「なぁ昌晴。」
昌「....あ?」
俺「本気で練習して、次の大会で記録残そうぜ。」
昌「.......。」
俺「あのなぁ...俺の個人的な予想だが、きっと女子は中日本で記録を出せない。」
昌「当たり前だろ。裕子だけだろ?的中があるの。」
俺「いや。そうじゃない。チーム編成に"難"ありだからだ。大会に強い人がバラけ過ぎてるんだ。だからチームの的中率に差がないけど、入賞出来るほど高くない。」
昌「あー確かに。」
俺「より多くの自チームを入賞させるのが目的なのか、ただの気まぐれかわからないけど、中日本はそんな甘くない。」
昌「なるほどな。」
俺「それでだな。仮定の話だが聞いてくれ。女子が大会で記録が出ない間、男子が記録を残す。そしたらあの顧問も少しは男子を見直すだろう。そしたら男子への差別は軽減されるはず。だからその為に頑張ろうぜ。」
昌「なるほど。そうだな。あの顧問を見返してやろうぜ!!男子ナメんな!!」
彼は損得勘定が得意な為、得だけ述べればすぐに納得する。
ちょろいもんだ。
最初のコメントを投稿しよう!