隣の笑顔

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  もちろん本気で女子が記録を残せないとは思ってないし、逆に俺らが頑張っただけで記録を残せるとも思っていない。 でも頑張って記録残したい。 昌晴にもやる気になってほしい(部長に部活をサボられても困るので。) とりあえず昌晴はこれで上手く動くだろう。 あとは俺も和也も有無をいわずに部活に専念するだけ。 女子の立ちが終わり、矢取りを終えた。 俺ら男子もようやく的に向かって弓を引ける様になった。 昌晴は珍しく積極的に射位に立つ。 俺は.....安土の上の方へと矢をぶっ飛ばす。 多分学校の道場だったらネットに引っ掛かっていただろう。 自分の醜態に愕然。 何が悪いかわからない。 離れ?弓手?手の内?五重十文字? 一人パニックに陥る。  
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