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入道雲の綿菓子を
入道雲で創った綿菓子を
食べ過ぎてお腹を壊した痛んだ世界
入道雲は胸一杯膨らんで
必要以上に僕を締め付ける溢れた涙
何が正しくて何が間違いだとか?
望んでいいことを望めなくなって
望まぬ言葉に牙を剥くこともなく
どうでもよくなった空は重く低く
誰かの声が全て疑問にしか聴こえない
自分の声も全て真実なのか解らなくて
僕は後どれだけ彷って何処へ行くのだろ
また分岐点?前後左右?選ぶのは僕自身
誰かの言葉が魔法に思えてついてったよ
騙されたとは思わないけどまた分岐点で
繰り返す度に何かを拾って何か失しても
生きることの意味はそこに在るのだろう
胸に手をあてて静かに感じてみればいい
今確かに僕は生きていて君も生きている
その鼓動にしゃんと胸を張れたらいいね
君を必要としてる誰かが必ずいるだろう
いつか入道雲が通り過ぎたら…
陽射しの指す場所で待ってる…
はじめまして
ねぇ?君は最後の人?
入道雲で創った綿菓子は
甘くはなく全く美味くもなかったよ
入道雲は僕の心隠すのに
柔らかい場所ばかり濡らすのは何故
僕の為に放たれた言葉解るけれど
踏み出した一歩が実は足踏みでも
前に進めなくても一歩は一歩だと
誇りを持てよと低く飛んだつばめ
器用な優しさで近付いた正体不明の誰か
嘘であっても正論はいつだって正しくて
僕の中の僕を拒まれたら息が出来なくて
また逆戻りメビウスの輪は何処が真ん中
誰かの感情を魔法と勘違いしてしまった
騙されたと思う事で自分を正当化したよ
間違える度に臆病になって殻にこもって
それでも扉を開けたのは君なんだろう?
胸に手をあてて静かに感じてみればいい
今確かに僕は生きていて君も生きている
その鼓動にしゃんと胸を張れたらいいね
君を必要としてる誰かが必ずいるだろう
いつか入道雲が通り過ぎたら…
陽射しの指す場所で待ってる…
はじめまして
ねぇ?君は最後の人?
違ったらまた…歩けばいい
怖がらないで…前を向いて
入道雲の綿菓子をポッケに入れて
時々土砂降りでも構わないんだよ
はじめまして
ねぇ?君は最後の人?
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