奏～ﾎﾞｸﾉﾂｸｯﾀﾍﾀﾅｳﾀ～

全部抱きしめて

君が泣いたのは僕のせいで
そんな君を抱きしめる僕はずるい人

君を笑わせる僕は嘘つきで
そんな君を大好きな僕はずるい人

知らなくていいことばかり覚えてく
覚えてなけりゃいけないことは零れてく

忘れないようしまったはずの引き出しの
鍵を失して取り残された永遠は

都合良すぎる位に輝いて優しくて
眩しすぎたから空に投げた 星になった

君の好きだったあの歌を口ずさんだ

誰かを愛することに資格がいるのなら
僕には一生手に入れることは出来ないね

過ちの後の後悔で傷だらけ
痛みを堪えるだけで今は精一杯で

触れた温もりは優しかったなぁ
僕は君に少しは優しかったかなぁ

破ったまま捨てられなかった記念写真
並べて足りなくて気づいた失した永遠

空を見上げて泪のプールで空が滲んで
耐え切れなくて俯いた 足は地面踏んでた

そうだねこの足で歩かなきゃね…

ありがとうの数だけサヨナラをして
ごめんねの数だけ傷つけ傷ついて
太陽の昇った数だけ生きていて
星の瞬きの数だけ泣いていて

愛することってなんでこんなに難しくて
それでも独りじゃいられないから

全部…全部抱きしめて…

忘れないようしまったはずの引き出しの
鍵を失して取り残された永遠は

都合良すぎる位に輝いて優しくて
眩しすぎたから空に投げた 星になった

君の好きだったあの歌を口ずさんだ