奏～ﾎﾞｸﾉﾂｸｯﾀﾍﾀﾅｳﾀ～

繋がり-依存ｽﾚﾊﾞｲｲ-

Orangeのサヨナラは何処か温かい
夕陽は手を降って独りぼっちが顔をだす
いつもよりココロがざわめくのは
帰り道のカップルのKissを見たからかな

重なって延びた影を見つめてた
左の空白を埋める君がいないよ
ポケットの中の携帯を握りしめて

そうだね傍に居られない時には
言葉と言葉をメールで繋ぐ

それでも淋しくて仕方ない時は
声と声とをわがままで繋ぐ

臆病になって不安になって
甘えん坊になって淋しくて
君が此処に居ない今を感じてしまう

嘘でもいいからと｢アイシテル｣と言って
嘘じゃないんだよ｢アイシテル｣んだから

誰かを好きになることは依存にも似て
欲しいと思うこと不思議じゃないんだよ
電話の向こうで泣いてた君が…
５分後笑ったのはどうしてだろうか？

消えかけた街灯のパチパチと不快な音
線香花火軒先ではしゃぐ浴衣の子供
いつもより泪が止まらないのは何故か
君を嘘つきと叫んだ自分が嫌だから

寄り添って抱いた肩はリアル過ぎたか
僕の頬をくすぐる君の髪はいないから
ホッペにあてた僕の掌が温かったなぁ

そうだね傍に居られない時には
言葉と言葉をメールで繋ぐ

それでも淋しくて仕方ない時は
声と声とをわがままで繋ぐ

言葉に出来ない想いは喉につかえて
言葉にされた想いは胸に刺さったよ
君が此処に居る今を喜んでいいかい？

すがりつくような声で｢忘れないでね｣と
包み込むような声で｢忘れてあげない｣と

誰か傍にいて欲しいのが依存ならば
人は誰だって依存して生きてると
電話をためらったはずの君が
もしもしと嬉しそうでそして｢ゴメンネ｣

君だけのHeroにはなれないよ？
僕はただのちょっと変わった人
君がそれでも必要とするならば
依存してくれていい すればいい

誰かを好きになることは依存にも似て
欲しいと思うこと不思議じゃないんだよ
電話の向こうで泣いてた君が…
５分後笑ったのはどうしてだろうか？