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さて、休みの日になり、智と高浜先生は、私服姿で光の家に向かった。
家に入ると、光、瞬、匠の3人が立っていた。
「おっ、来た来た!サトシ、ケースケ!」
「智くん、私服じゃん!タカ先生も」
「こんにちは。今日は、お招きありがとう」
「僕は、2回目だね。お邪魔します」
2人が挨拶すると、光は2階へと案内する。
光が足を止めたのは、光の部屋…ではなく、その先にある部屋の前だった。
ドアを開け、部屋に入る。
智と高浜先生は、その室内に驚く。
智が、以前に見た光の部屋と同じくらい、広く綺麗な部屋。
「ここは、客が来た時に泊められるようになってんだ。ベッドはもちろん、トイレ、バスルーム。
そして、飲み物が入ってるミニ冷蔵庫。
オレたちは、自分の部屋にいるから、智と恵介は、ここで自由にしててくれ。
何かあったら、言ってくれりゃいいからさ」
すると、瞬と、匠は2人に向かって、ピッと手をあげた。
「じゃ、ごゆっくり!サトシ、ケースケ」
「じゃあね、智くん、タカ先生」
そう言うと、3人は部屋を出ていった。
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